IIFの特徴
世界でもユニークな投資法人
産業ファンド投資法人(IIF)は日本で初めての産業用不動産特化型REITとして2007年に東京証券取引所に上場し、長期安定的な運用と、他のREITにはないオリジナルなアセットクラスの開拓に取り組んで参りました。
「日本の産業活動を不動産面から支えていく」という設立時からの理念を、独自のCRE提案によるアセットクラスの開拓を通じて実現していきます。
IIF独自のポートフォリオ
IIFは産業用不動産に特化した投資法人であり、「物流施設」、「工場・研究開発施設等」「インフラ施設」を運用しています。これらのアセットクラスを1つのREITが運用している例はグローバルに見ても他になく、唯一無二の独自のポートフォリオを有しています。IIFは引き続き、新たなアセットクラスの開拓を進めながら、投資主の皆様に多種多様な投資機会を提供して参ります。
物流施設
消費地向け配送センター、製品・原料保管型物流センター、宅配・路線業者用ハブセンター、温度帯管理型物流センター、並びに、トランクルームといった、輸・配送、保管、備蓄、荷役、梱包、仕分け、流通加工など企業間物流業務、及び、販売物流業務に供する諸施設。
IIF東雲ロジスティクスセンター
佐川急便株式会社が運営する施設の中でも最大級の規模と貨物処理能力を有する一大拠点。
全館LED化する等、環境への配慮もなされた施設となっています。
工場・研究開発施設等
研究開発、原材料調達・備蓄、保管、製造・生成、組立・加工、リサイクル等を行うための諸施設。
インフラ施設
鉄道関連施設、空港・港湾関連施設、エネルギー関連施設、通信関連施設、データセンター等、交通、通信、エネルギー、水道、公共施設等産業活動の基盤として整備される施設。
既存の枠組みに
捉われない
新しい取り組み
CRE/PRE戦略に基づき、テナントと新規施設の開発や増築に取り組むなど、保有物件の運用という従来のJ-REITの役割にとどまらず、新しいことに積極的に取り組んでいます。
CRE/PRE戦略にもとづきテナントと工場を新設
IIFは「CRE/PRE戦略」に則り民間企業や公共機関の方々が保有する不動産が抱える問題に対するソリューションをご提供することで物件を取得することを強みとしています。具体的には民間企業や公共機関の方々が抱える経営上の問題を不動産の売買や開発を通じて有効活用し、解決する手立てを考案しています。企業や公共機関の方々に真摯に寄り添い、協業することで、IIFにとって新しい投資機会を見出だしています。
例えば、IIF川崎サイエンスセンターはIIF初の開発物件ですが、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社(以下、J&J)が医療従事者向けの研修施設として使用する建物を探しているという情報を掴んだIIFが、J&Jとの協業で開発に取り組んだ物件です。J&Jは不動産の所有者になることを望んでいなかった為、最初にIIFが施設開発用地を取得し、その後、J&Jに土地を賃借し、J&Jが当該敷地の上で開発した施設をIIFが買い取るというスキームを考案しました。
このCRE/PRE戦略の提案と実績は、IIF独自の取り組みです。
ESGの取り組み
IIFは保有物件の照明のLED化や、屋上への太陽光発電設備の設置等、環境に配慮しながら収益性向上に貢献する取り組みを積極的に行ってきました。また、保有物件の空きスペースを近隣地域イベントへ提供したり、公開空地を公園用地として行政に提供する等の社会貢献も行っています。
これら積極的なESG活動は、国際的な認証評価機関から高い評価を得ており、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用するMSCIジャパンセレクトリーダーズ指数への組み入れや、GRESB(Global Real Estate Sustainability Benchmark)リアルエステイト評価で最高位の「Green Star」を取得しております。
投資家向け説明会を定期的に実施
IIFが運用する物件の多くは、実際に物件をご覧いただける機会が限られているものが殆どです。このため、IIFでは、投資家の皆様に対し、運用状況の説明会や内覧会等を定期的に実施しています。