リスクについて

実際に投資を行う際には、投資家の皆さまご自身の判断と責任でお願いします

個人投資家の皆さまにとって、大切なお金がどのような先に投資され、そして、どんなリスクがあるかは興味があるところだと思います。産業ファンド投資法人(IIF)では、当然のことながら対応可能な限りにおいてリスクの発生の回避や発生した場合の対応に努めているものの、リスクがゼロというわけではなく、結果として十分である保証はありません。
そこで、お一人お一人に、IIFの強みとそのリスクの両方をご理解頂き、慎重に検討いただいた上で、投資判断を行っていただければ幸いです。

IIFに関するリスク

「投資証券」「投資法人債券」という商品に関するリスク

IIFは東京証券取引所に上場している「不動産投資信託」です。上場している限りにおいて、その「一口当りの投資口価格」は、取引所における投資家の需給や経済情勢、不動産市況など、様々な影響を受けて変動します。また、分配金やその原資となる不動産に係る賃料収入は多くの要因により、過去の収支の状況が必ずしも将来の収支の状況と一致するとは限らず、減少した場合は、投資口価格が下落するリスク等があります。

IIFの運用方針に関するリスク

産業用不動産に特化しているということは強みであると同時に、特化していることが一つのリスクとみなされることがあります。また公的セクターに対する投資の進捗や個別の賃借人の状況、立地の偏在などによりIIFの収益は悪影響を受けるリスク等があります。

IIFの運用に関する一般的なリスク

不動産の取得競争が過熱、もしくは低下している場合は、必ずしも想定した内容で物件を取得、処分できない場合があります。また、借入などの資金調達や、それに伴う金利による分配金の減少や、増資(新投資口発行)による希薄化のリスク等があります。

IIFの関係者や仕組みに関するリスク

76株式会社やKKR & Co. Inc.やその関係者への依存、利益相反に関するリスクのほか、資産運用会社の人材に依存しているリスクなどがあります。また、IIFの投資方針の変更や登録抹消のリスク等があります。

不動産および信託受益権に関する法的なリスク

不動産およびその信託受益権を取得することにより、不動産の欠陥や瑕疵、災害、有害物質発生など不動産自体に関するリスクに加え、テナントとの賃貸借契約、権利関係に関するリスク、物件の維持管理や行政法規・条例などによるリスク等の法的なリスクがあります。

税制に関するリスク

REITの特徴として、利益の90%超を分配することにより法人税の優遇措置を受けることができ、それゆえに高い配当を可能にしていますが、その要件を満たすため税法上の一定要件(導管性要件)を何らかの理由により満たせないリスクや、税務調査等により追加的な負担が発生するリスク、不動産の取得に伴う軽減税制が適用されないリスクや、その他一般的な税制リスクを受ける可能性があります。

その他

不動産の鑑定評価や、土壌汚染リスク報告書、建物エンジニアリング・レポートなど第三者である専門家に依頼している内容に関して内容を保証又は約束されないリスクがあります。
IIFに関する、リスクの詳細については、投資リスクをご参照ください。

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