ご挨拶

産業ファンド投資法人 執行役員 本多 邦美
産業ファンド投資法人
執行役員 本多 邦美

投資主の皆様には平素よりご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。また、新型コロナウイルス感染症に罹患された方及びご家族・関係者の皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。

2022年7月期(第30期)の産業ファンド投資法人の運用状況について、ご報告申し上げます。当期は、IIF入間マニュファクチュアリングセンター(底地)及びIIF栃木真岡マニュファクチュアリングセンター(底地)を取得し、IIF印西ロジスティクスセンターを売却した結果、当期末の運用物件数は75件、資産規模は3,749億円(取得価格ベース)となりました。
既存物件においては、IIF羽村ロジスティクスセンターにおいて2022年3月に再開発プロジェクトの実施を発表し、築30年超の物流施設を未利用容積率の有効活用により建替え、最新鋭の物流倉庫へと生まれ変わるとともに、収益性の向上を目指しています。また、ESGに関しては引き続き積極的に取り組んでおり、カーボンニュートラルに向けた取組みの一環として、昨年のIIF湘南ヘルスイノベーションパークに続き、新たにIIF相模原R&Dセンターにおいても100%再生可能エネルギー由来の非FIT非化石証書付電力への切替えを行いました。

これらの施策により、当期の投資口1口当たりの分配金額(利益超過分配金を含みます。)は、3,100円となりました。現在の日本経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響を注視するとともに、資本市場の変動にも注視すべき状況にありますが、当投資法人は、今後も安定運用を心掛け、継続的な外部成長と内部成長を通じて投資主価値の最大化に取り組んで参りますので、引き続き、変わらぬご支援を、宜しくお願い申し上げます。


産業ファンド投資法人
執行役員 本多 邦美

関連ページ